郭巨山と湯立山の手拭い

郭巨山 (下小唐崎町・後在家町)

入手困難度★★★☆☆

大津祭 郭巨山 手ぬぐい

郭巨山(かっきょやま)、釜堀山ともいわれています。

中国・二十四孝(中国で,古く親孝行であったという二四人のこと)の一人・郭巨は貧しさのため母が食を減らすのを見かね、「子はまた得られるが母は再び得ることができない」と妻と相談し、一子を埋めようと地を掘ったところ、「天、孝子郭巨に賜う」と書いた黄金の釜を発見したという故事によるもの。

手拭いには郭巨が釜を発見して驚く姿が描かれています。


郭巨山の手拭いのデザインはもう一種類あって、郭巨山の曳山と、五言絶句の漢詩が描かれている縦長の大きいサイズものがあります。 郭巨山のこの縦長タイプの手拭いをずっと欲しかったのですが、ついに今回手にすることができました~~! 素敵ですよ~~。

縦長タイプ:入手困難度★★★★☆

大津祭 郭巨山 手ぬぐい

手拭いに記されている漢文をうつしておきますね。

「郭巨」 
貧乏思供給 埋児願母存
黄金天所賜 光彩照寒門 ~二十四孝詩選~

びんぼう ぐきょうをおもう  ちごをうずんで ぼぞんをねがう
おうごん てんよりたまうところ  こうさい かんもんをてらす



湯立山 (玉屋町)

入手困難度★★☆☆☆

大津祭 湯立山 手ぬぐい
湯立ての神事とは、神前に大きな釜を据えてお湯を沸かし、巫女や神官が清めのために自身や周囲に振りかける禊(みそぎ)の儀式のことで、天孫神社の湯立ての神事はこの湯立山から捧げられているといわれています。

天孫神社の裏に湯立山の山町があり、湯立山の山の形は天孫神社の形がかたどられているそうです。

湯立山の手拭いはシンプルに大きな文字で湯立山・玉屋町 の文字が描かれています。

湯立山の所望は、宮司さんがお祓いを受ける様子と、巫女さんがその横で湯立ての神事を行う姿が演じられます。「おちゃんぽちゃんぽ・・・」のお囃子に合わせてしゃんしゃんと鐘が打たれながらお人形が動くところはとても愛嬌があってかわいいです。

「湯立山」は、このからくり人形のしぐさや音から、「おちゃんぽ山」という愛称でもよばれています。


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