石橋山と殺生石山の手拭い

石橋山 (湊町)

入手困難度★★★★☆

大津祭 石橋山 手ぬぐい

石橋山は「いしばしやま」と読むのが一般的かと思いますが、謡曲の「石橋」に基づいて「しゃっきょうざん」といいます。

大江定基入道寂昭が宋の国に渡り、天呂山に入って、文珠菩薩の浄土とされる険しい石の橋を渡ろうとしたとき、獅子が現れて、牡丹の花に舞い戯れる様子を見たものです。牡丹に狂う唐獅子で知られています。

石橋山の手拭いには、大きな牡丹の花と唐獅子とが左右に描かれています。



殺生石山 (柳町)

入手困難度★☆☆☆☆

大津祭 殺生石山 手ぬぐい
昔、宮中に玉藻の前という美しい女性がいて鳥羽院に寵愛を受けていました。 実はこの玉藻前は院を傷つけようとした狐が化身したものだったのですが、ある時、陰陽師・安倍泰成にそのことを見破られ退治され、その執念がこの世に移り殺生石という石になりました。

殺生石になってからも近づく旅人を皆殺めていましたが、玄翁和尚の供養によって成仏したという能楽からきています。

殺生石山の手拭いには玉藻前に化けた狐の姿が一面に描かれています。

殺生石山から放ってもらう手拭いには、小さいサイズの手拭いもあって、このサイズが結構便利で特に台所で重宝しています。 おひつや鍋にかけたり、裏ごししたり、と便利な大きさなのです。

ちなみに手拭いに文字の入っている千丸屋さんというお店は柳町にある乾物屋さん。
引き立てのかつお節がとっても美味しいですよ^^。小売りもしてもらえます。


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