西王母山と猩々山の手拭い

西王母山 (丸屋町)

入手困難度★★☆☆☆

大津祭 西王母山 手拭い

中国の古代神話上の女神・西王母(せいおうぼ)が西方の崑崙(こんろん)山から舞い降りて君主に3000年に一度しか実らない尊い桃の実を捧げたという故事からくる西王母山。

西王母山は桃山とも呼ばれていて、手拭いにも桃が描かれています。

のちに桃太郎のお話が加味されて、桃が二つにわれてその中から童子が生まれるところが所望で演じられます。


猩々山 (南保町)

入手困難度★★★☆☆

大津祭 猩々山 手拭い
能楽の猩々(しょうじょう)から考案されたのが猩々山です。

能楽の猩々のあらすじは・・・

唐土に住む高風という親孝行の若者が夢のお告げに従って市で酒を売り、富貴の身となりました。ある夜、不思議なことに、誰とも知らない者が高風のもとにやって来て、酒をたくさん飲むけれどまったく顔色が変わりません。その者は名を尋ねられると海中に住む猩々と答えます。

そこで高風はお酒を持って、楊子江に行き猩々を待っているとやがて猩々が現れます。
猩々は高風のその純粋な心を褒め汲んでも汲んでも尽きない酒壺を高風に与えます。・・・

猩々山の手ぬぐいには猩々が高風に与えた酒壺と、二人が酒を酌み交わした盃が描かれています。


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