大津祭 曳山のからくり

大津祭りの13基の曳山には特徴のあるカラクリ人形が乗せられています。

このからくり人形の演じるからくりを楽しむのも大津祭りの楽しみの一つです。

大津祭り龍門滝山のからくり人形

割れた桃の中から童子が生まれたり、鯉が滝を登る姿を演じたりなど13基それぞれに由来したカラクリが演じられます。この絡繰り(からくり)の題材は、中国の故事や能・狂言などからとったものだそうで、大津商人の当時の文化水準が高かったんだなーと想像することができますね。

大津祭りではこのからくりを演じることを所望(しょうもん・しょもう)といいます。

そしてこのカラクリを演じる場所を所望場所とよばれていて、所望場所は予め決まっています。

曳山の巡行場所と所望場所

昔は富裕で、寄付の多い商家の、二階で見ているお客さんに向けて、所望が行われたということですが、今はそういった場所以外にも所望場所が設けられていて全部で30箇所くらいで所望が行われます。

大津祭り曳山巡行路と所望場所

上の巡行路マップの青の二重丸の箇所で所望が行われます。 ほぼ一日中、どこかの町で所望が行われているという感じですよね。

所望が披露されている最中は、巡行が止まってお囃子もそれまでの「コンコンチキチンコンチキチン」の景気よい囃子から、笛中心のメロディとなり、そのメロディを奏でながら各曳山で一つ一つのカラクリが演じられます。

大津祭り所望場所を示す印所望場所には左のような半紙で印が掲げられています。大体の所望場所の位置はパンフレットなどに書かれている巡行路マップで確認して、現地ではこの旗印を目安に探すとすぐわかります。 一基ずつ曳山が停まってカラクリを披露してくれるので、移動しなくてもこの旗の近くで留まっていれば、全部の曳山のカラクリを見ることができます。