2013年9月:カテゴリー

源氏山と月宮殿山の手拭い

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源氏山 (中京町)

入手困難度★★★☆☆

大津祭 源氏山 手ぬぐい

源氏山は別名 紫式部山とも呼ばれていて、紫式部が石山寺で源氏物語を書いたという故事にちなんだ山です。 シンプルですね。

源氏山の手拭いも正方形の小さいサイズと長方形のものとがあります。
曳山から放ってもらうことが多いのは、紫式部が描かれている正方形サイズの手拭いが多いように思います。


源氏山のからくりは回り舞台の構造になっていて、石山をかたどった岩の中から、かわいい人形が現れては消えていきます。



月宮殿山 (上京町)

入手困難度★★★★☆

大津祭 月宮殿山 手ぬぐい
月宮殿山の手拭いはシンプルながらもすごくおしゃれなデザインだと思います。 私のお気に入りの手ぬぐいの一つです。

鶴のモチーフで月宮の文字が六角形の亀の甲羅を表現した模様の上に流れるように描かれていて、左の端には「鶴亀山」と、これもデザインが素敵に描かれています。

謡曲の「鶴亀」に因んだ山で、唐土の皇帝が新春の節会に鶴と亀に舞をまわせ、みずからも月宮殿で舞楽に興じるというストーリー。 所望では、頭上に鶴と亀の冠をつけた男女が皇帝の前で踊るところが演じられます。

喜多流という流派ではこの謡曲は「月宮殿(げっきゅうでん)」という名称なのだそうです。

鶴は千年亀は万年といわれるように、古き時代から長寿でおめでたいことのたとえとして縁起のいいシンボルとされてきたんですね。


郭巨山と湯立山の手拭い

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郭巨山 (下小唐崎町・後在家町)

入手困難度★★★☆☆

大津祭 郭巨山 手ぬぐい

郭巨山(かっきょやま)、釜堀山ともいわれています。

中国・二十四孝(中国で,古く親孝行であったという二四人のこと)の一人・郭巨は貧しさのため母が食を減らすのを見かね、「子はまた得られるが母は再び得ることができない」と妻と相談し、一子を埋めようと地を掘ったところ、「天、孝子郭巨に賜う」と書いた黄金の釜を発見したという故事によるもの。

手拭いには郭巨が釜を発見して驚く姿が描かれています。


郭巨山の手拭いのデザインはもう一種類あって、郭巨山の曳山と、五言絶句の漢詩が描かれている縦長の大きいサイズものがあります。 郭巨山のこの縦長タイプの手拭いをずっと欲しかったのですが、ついに今回手にすることができました~~! 素敵ですよ~~。

縦長タイプ:入手困難度★★★★☆

大津祭 郭巨山 手ぬぐい

手拭いに記されている漢文をうつしておきますね。

「郭巨」 
貧乏思供給 埋児願母存
黄金天所賜 光彩照寒門 ~二十四孝詩選~

びんぼう ぐきょうをおもう  ちごをうずんで ぼぞんをねがう
おうごん てんよりたまうところ  こうさい かんもんをてらす



湯立山 (玉屋町)

入手困難度★★☆☆☆

大津祭 湯立山 手ぬぐい
湯立ての神事とは、神前に大きな釜を据えてお湯を沸かし、巫女や神官が清めのために自身や周囲に振りかける禊(みそぎ)の儀式のことで、天孫神社の湯立ての神事はこの湯立山から捧げられているといわれています。

天孫神社の裏に湯立山の山町があり、湯立山の山の形は天孫神社の形がかたどられているそうです。

湯立山の手拭いはシンプルに大きな文字で湯立山・玉屋町 の文字が描かれています。

湯立山の所望は、宮司さんがお祓いを受ける様子と、巫女さんがその横で湯立ての神事を行う姿が演じられます。「おちゃんぽちゃんぽ・・・」のお囃子に合わせてしゃんしゃんと鐘が打たれながらお人形が動くところはとても愛嬌があってかわいいです。

「湯立山」は、このからくり人形のしぐさや音から、「おちゃんぽ山」という愛称でもよばれています。


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石橋山と殺生石山の手拭い

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石橋山 (湊町)

入手困難度★★★★☆

大津祭 石橋山 手ぬぐい

石橋山は「いしばしやま」と読むのが一般的かと思いますが、謡曲の「石橋」に基づいて「しゃっきょうざん」といいます。

大江定基入道寂昭が宋の国に渡り、天呂山に入って、文珠菩薩の浄土とされる険しい石の橋を渡ろうとしたとき、獅子が現れて、牡丹の花に舞い戯れる様子を見たものです。牡丹に狂う唐獅子で知られています。

石橋山の手拭いには、大きな牡丹の花と唐獅子とが左右に描かれています。



殺生石山 (柳町)

入手困難度★☆☆☆☆

大津祭 殺生石山 手ぬぐい
昔、宮中に玉藻の前という美しい女性がいて鳥羽院に寵愛を受けていました。 実はこの玉藻前は院を傷つけようとした狐が化身したものだったのですが、ある時、陰陽師・安倍泰成にそのことを見破られ退治され、その執念がこの世に移り殺生石という石になりました。

殺生石になってからも近づく旅人を皆殺めていましたが、玄翁和尚の供養によって成仏したという能楽からきています。

殺生石山の手拭いには玉藻前に化けた狐の姿が一面に描かれています。

殺生石山から放ってもらう手拭いには、小さいサイズの手拭いもあって、このサイズが結構便利で特に台所で重宝しています。 おひつや鍋にかけたり、裏ごししたり、と便利な大きさなのです。

ちなみに手拭いに文字の入っている千丸屋さんというお店は柳町にある乾物屋さん。
引き立てのかつお節がとっても美味しいですよ^^。小売りもしてもらえます。


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西王母山と猩々山の手拭い

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西王母山 (丸屋町)

入手困難度★★☆☆☆

大津祭 西王母山 手拭い

中国の古代神話上の女神・西王母(せいおうぼ)が西方の崑崙(こんろん)山から舞い降りて君主に3000年に一度しか実らない尊い桃の実を捧げたという故事からくる西王母山。

西王母山は桃山とも呼ばれていて、手拭いにも桃が描かれています。

のちに桃太郎のお話が加味されて、桃が二つにわれてその中から童子が生まれるところが所望で演じられます。


猩々山 (南保町)

入手困難度★★★☆☆

大津祭 猩々山 手拭い
能楽の猩々(しょうじょう)から考案されたのが猩々山です。

能楽の猩々のあらすじは・・・

唐土に住む高風という親孝行の若者が夢のお告げに従って市で酒を売り、富貴の身となりました。ある夜、不思議なことに、誰とも知らない者が高風のもとにやって来て、酒をたくさん飲むけれどまったく顔色が変わりません。その者は名を尋ねられると海中に住む猩々と答えます。

そこで高風はお酒を持って、楊子江に行き猩々を待っているとやがて猩々が現れます。
猩々は高風のその純粋な心を褒め汲んでも汲んでも尽きない酒壺を高風に与えます。・・・

猩々山の手ぬぐいには猩々が高風に与えた酒壺と、二人が酒を酌み交わした盃が描かれています。


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神功皇后山と龍門滝山の手拭い

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神功皇后山 (猟師町)

入手困難度★★★★★

大津祭 神功皇后山 手拭い

戦に立たれた神功皇后が、肥前国松浦で鮎を釣り、戦に勝たれたという伝説にちなむのが神功皇后山。 水しぶきを上げる荒波と神功皇后が祀られた山が手ぬぐいに描かれています。

神功皇后はその時にご懐妊されていて、戦の後に応神天皇を無事出産されたことから、昔から安産の山として信仰されています。

入手困難な手ぬぐいなので、どうしても今年欲しい!という方は、放ってもらうのを狙うより、宵山で購入するほうがベターです。


龍門滝山 (太間町)

入手困難度★★☆☆☆

大津祭 鯉山 手拭い
龍門の滝を鯉が昇っていくところが所望のときに演じられる龍門滝山。 

鯉の滝のぼりのシーンです。 この曳山は鯉山とも呼ばれています。
手拭いにも旧字体で鯉山、とかかれ、上向きに鯉の昇ってゆく姿が描かれています。


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孔明祈水山と西宮蛭子山の手拭い

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孔明祈水山 (中堀町)

入手困難度★★★☆☆

大津祭 孔明祈水山 手拭い
諸葛孔明が魏の曹操と戦ったとき、流れる水に「敵の大軍を押し流してください」と水神に祈って大勝をしたという故事によるといわれているのが孔明祈水山。

手拭いにもその川水の模様と、孔明が手にしていた扇の模様が描かれています。
所望も孔明が扇を描いて水を招くと、流れ落ちる仕掛けが演じられます。

孔明祈水山の囃子手の子供たちは水の色(ブルーというよりもエメラルドグリーン?)の鮮やかな羽織を身に着けています。ちょうどこの手ぬぐいの川の色ですね。


西宮蛭子山 (白玉町)


入手困難度★★☆☆☆
大津祭 西宮蛭子山 手拭い

鯛釣山とも呼ばれている西宮蛭子山。手ぬぐい一面に水辺に大きな鯛が元気よく跳ねているところが描かれています。

所望はえびすさんが鯛を釣り上げるところが演じられます。
なかなか上手くつれなくて、何度も見ているほうはやきもきするのですが、それもまた楽し、そして見事に釣れたときは拍手喝采でさらに盛り上がります^^。


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大津祭り各曳山の手拭い(←おすすめ!)

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大津祭りの曳山巡行のときに各曳山から撒かれるのは、多くは「ちまき」なんですが、時々「手ぬぐい」も放られることがあります。

この手ぬぐい、各山によってデザインが異なっています。各曳山のいわれや所望で演じられる対象が描かれていたりします。 どれもすごく素敵なんですよ!

撒かれるときは折りたたまれてのし紙に包まれているので、どんなデザインなのかわからないので、全部の曳山の手ぬぐいを紹介しますね!

じゃ~~ん!

大津祭手拭い
昨年(H24年)、なんと巡行の日一日だけで全部の曳山の手ぬぐいを子どもがゲットしてきました。 一日でこれだけ?? というくらいスゴ技です(><)


平成24年の曳山巡行順で各町の手ぬぐい紹介しま~~す。
個人的な感触で入手困難度も★で現しておきますね!
(★が多いほど放ってもらってゲットするのが困難です。欲しい場合は前日宵山の夜に、各山町で購入するのが確実だと思います)


西行桜狸山 (鍛冶屋町)


入手困難度★★☆☆☆
大津祭狸山手拭い

大津祭り曳山の先頭を行く狸山、もちろん手拭いにも狸の柄と桜がちりばめられていますね。

狸山の所望は、桜の花から仙人が現われて西行法師と問答するシーンがからくりで表現されます。

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平成25年  大津祭 曳山巡行順

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9月16日、大津祭りの巡行順序を決めるくじ取り式が天孫神社で行われました。
先頭の狸山は初めから決まっています。
京都の祇園祭だと長刀鉾が毎年先頭なのと同じですね。^^

狸山以外の12基の曳山の順番を毎年くじで決めます。

平成25年  大津祭 曳山巡行順は次のように決まりました。

平成25年 大津祭 曳山巡行順

くじとらずの先頭 西行桜狸山(鍛冶屋町)
1・郭巨山(後在家町・下小唐崎町)
2・源氏山(中京町)
3・西宮蛭子山(白玉町)
4・神功皇后山(猟師町)
5・龍門滝山(太間町)
6・湯立山(玉屋町)
7・猩々山(南保町)
8・石橋山(湊町)
9・月宮殿山(上京町)
10・殺生石山(柳町)
11・西王母山(丸屋町)
12・孔明祈水山(中堀町)

孔明祈水山(こうめいきすいざん)は確か、去年は狸山の次で先頭でしたね。
今年は最後ですね。

巡行順序が決まったあたりから、近所からお囃子の鐘の音が夜、聞こえるようになります。
各町でお囃子の練習が始まってるんですね。

このお囃子の練習、月末の25日あたりまで続きます。
そして月末はしばし練習お休みらしいです。

お祭りの前なのに9月末は練習休むの? と不思議に思ってたずねてみたら、大津祭りの地域は昔から商人の町だから、月末はお商売のほうが忙しくなるのでその時期はお祭りの練習をせずにお商売に専念する時なのだとか。

そういったことで昔からお囃子の練習は16日のくじ取り式の日から25日まで、で一旦、小休止で、あと山建てのころからラスト一週間に練習されるのだそうです。

このお話を聞いたとき、なるほど! と納得しました。 メリハリがあっていいですね!



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